「意気」とは?意味・読み方や類義語・対義語は?

「意気」の意味・読み方!
「意気」は「いき」と読み、「何か物事を積極的にしようとする心持ちや気持ち」を意味します。
「気持ちの張りの強いこと」「やる気」という強い気持ちを表す言葉です。
- 彼らは意気揚々と引き返した。
- 選手たちは試合に勝ち、意気揚々と帰国した。
- 彼女は絶対に勝つぞという意気込みだった。
- 私たちは飲み会ですっかり意気投合した。
などのように使われます。
「意気」の「意」は「こころ」「きもち」「おもい」「考え」という意味があります。
「気」はものごとの「ようす」「けはい」「おもむき」という意味があります。
そのため、「こころやきもちの様子」を表す言葉として使われます。
「意気」を使った四字熟語は多数あり、意気込んで奮い立つという意味の「意気軒昂(いきけんこう)」や元気をなくすという意味の「意気消沈(いきしょうちん)」、互いの気持ちや考えなどがぴったり一致するという意味の「意気投合(いきとうごう)」などがあります。
「意気」の類義語・対義語!
「意気」の類義語には、「積極的に仕事や物事をする気力」を意味する「気力」「意気地」「ガッツ」なとがあります。
対義語には、「やる気がない」「進んで何かをしようとする意欲がない」という意味の「無気力」や「能力がない」という意味の「無能」、「力がない」という意味の「非力」などがあります。
「意気」の使い方




「意気」の例文
- ・・・新しい方面へ再出発しようとする人たちは、「今こそ第二のスタート。さあ、やるぞ」と意気込んでおられることと思います。ところが、まだ力や環境がととのわないために、気合い・・・高島 崇圓(著) 「あなたの人生開運本」
- ・・・軍を迎え撃つことになり、兵を率いて三河まで進んだ。ところが、尊氏を欠いた足利軍の意気はあがらず、矢作川の戦い、駿河手越河原の戦いで敗れ、とうとう箱根まで兵を引く破目・・・小和田 哲男(著) 「日本の歴史がわかる本」
- ・・・ずっと自分の悪い霊のせいかと思ってた」 母親が言った。二人は、抱き合わんばかりに意気投合していた。 「それで奥さん、あの部屋はどうなさるんです? 移るんですか?」・・・島田 荘司(著) 「龍臥亭事件」
- ・・・彼の大好物を差し入れできれば、それで十分。「あなたのためなら頑張れます」という心意気が彼に伝われば、この作戦は大成功なのです。 最も大切なのは、相手に見返りを求めな・・・嬪嶋 珠光(著)/ 浦野 啓子(著) 「なぜか「モテる女」の共通点」
「意気衝天」とは?

「意気」が入っている四文字熟語に、「意気衝天」があり、「いきしょうてん」と読みます。
「意気込みや元気が、この上なく盛んな状態」という意味です。
「意気」は「何か物事を積極的にしようとする心持ちや気持ち」という意味があり、「衝天」は、「勢いの盛んな様子」を意味します。
「発売する商品が次から次へとヒットして、あの部署はまさに意気衝天の勢いである。」
「私たちのチームは連勝記録を伸ばしており、意気衝天といった様子だ。」
などのように使います。
「意気衝天」は訓読して「意気天を衝く(いきてんをつく)」とも言い、もちろん同義語です。
とてもパワフルな言葉で目標を達成するなど前向きな意味で使用される言葉です。
参考文献
- 編 松村明・三省堂編修所(2019)『大辞林』第四版.三省堂.
- 編著 北原保雄 (2010)『明鏡国語辞典』第二版, 大修館書店.
- 小学館.「デジタル大辞泉」. <https://dictionary.goo.ne.jp/jn/>(参照日2024年12月17日).
- 公益財団法人日本漢字能力検定協会.「漢字ペディア」.<https://www.kanjipedia.jp/>(参照日2024年12月17日).
- 倉持保男・上野善道・山田明雄・井島正博・笹原宏之 (2011)『新明解国語辞典』第七版, 編 山田忠雄・三省堂.